引き換え券

OLのお友達と手紙交換をしているんだけど、その子が使い捨てマスクのせいで肌荒れがひどいから布のマスクが欲しいと言ってきたので、家にあった布から好きなものを選んでもらって早急に用意した。洗濯するだろうと思って同じ柄のマスクを2枚送ったけど、"あの人毎日同じマスクつけてるね"って思われないように柄を変えてあげればよかったと少し後悔してる。宮沢賢治の切手を貼って普通郵便で送った。そしたらすぐにお返事が来て、中には手紙とマスクのお礼ということで男梅グミの引換券とファミマのカリカリ梅の引換券が入っていた。引換券というのは手書きで作られたもので、「次会う時に渡してください」という記載があってなんだか温かい気持ちになった。母の日の肩たたき券を思い出した。最後に母親に肩たたき券をあげたのはおそらく小学校低学年の頃なんだけど、実際に券を使われた記憶は無い。あの券どこにいったのかなぁ。これまでに母親の肩を叩いた記憶なんてほとんどないから今掘り出したらプレミアになるね。もし自分に子供ができたら、もらった肩たたき券は使わずに宝物ボックスに大切にしまっておこうって決めた。何年後の話かは知らない